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フェリックス・ガタリ思想の共同研究と国際研究拠点の整備

Joint research on Felix Guattari’s thought and development of the international research infrastructure
2023~2024年度

研究代表者

村澤 真保呂(社会学部・教授)

共同研究者

増田 靖彦(心理学部・教授)
杉村 昌昭(龍谷大学・経営学部・名誉教授)
シュエリー・ロルニク(教皇庁立サンパウロ・カトリック大学・名誉教授)
ニコラ・プリニョー(ブリュッセル自由大学・教授)
カルロス・セゴヴィア(セントルイス大学マドリード校・教授)

研究種別

共同研究

概要

 本研究プロジェクトは、フランスの思想家フェリックス・ガタリ[1930-1992]に関する国際共同研究である。ガタリについては、これまで社会思想家としての活躍に関心が集まっていたが、近年は先駆的なエコロジー思想家として注目され、2022年にはフランスの研究者たちを中心としてガタリ研究の国際大会(Chaosmosemedia)が開催されるなど、再評価の気運が高まっている。そのような状況を背景として、本研究は第一に、現在のエコロジー危機にともなう「脱人間中心主義」的学術再編の基盤となる思想的としてガタリ思想を再評価し、その思想の意義と現在における可能性を明らかにすることを目的とする。第二に、その研究活動をつうじてガタリ思想の国際研究拠点を確立することを目指す。