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COVID-19パンデミック下におけるテレワークの実証的研究

An Empirical Study of Teleworking in Covid-19 Pandemic
2023年度

研究代表者

佐藤 彰男(社会学部・教授)

共同研究者

古賀 広志(関西大学・教授)

研究種別

共同研究

概要

 周知のようにCOVID-19拡大への対策のひとつとして、在宅勤務型テレワークは急速に普及し、官民による多数の調査研究が公表されるようになった。しかし、それらの大部分は学術的研究に活用できるものではく、申請者らは2021年11月に生活時間調査法を用いた独自のテレワーク調査を実施した。そのデータの分析によって、従来からの通説であった「テレワークによる地方の活性化」や「テレワーカーの家庭回帰」等は、ほとんど根拠を持たないことが判明した。本申請研究では、上記調査の結果をさらに精緻に確証していくことを目的として、いくつかのアンケート調査やインタビュー調査を実施する予定である。